人間社会学科/梶谷研究室

文化の「変わる」を探求し「分かる」を磨く。

日本と韓国の比較文化を専門とし、文学や美術、音楽などの文化的な側面の研究を行っています。研究のベースにあるのは「民藝運動の父」と呼ばれている柳宗悦という思想家の存在。彼は今の日本人の感性に大きな影響を与えたほか、朝鮮美術にも着目し韓国人にも影響を与えたといわれています。この思想をもとに、日韓の歴史的な文献から文化交流がどのようになされたかを読み解くことで、両国の文化理解につなげたいと思っています。
ゼミでは、この比較文化学をもとに文化の歴史や社会的意義を考える文化社会学を指導。文学や芸術から、ファッション・映像・生活文化までさまざまなテーマを設定し、文献調査を通して20世紀以降の文化の歴史を紐解いています。ポイントを絞っていくことで、その文化のメカニズムや、流行の変遷、社会における役割や価値が何かを明らかにしていきます。
どの文化にも価値があり、多義的な価値観を見出して示せるところがこのゼミの醍醐味。学生たちには、偏った一点ではなくさまざまな視点から見ることが大切と伝えています。又、文化は生き物であり変遷するもの。変化し続ける中でも「社会のいま」を見つめ、感性を磨きながら自分のビジョンを持って動けるしっかりとした人材を育てたいと思っています。

梶谷 崇 教授

  • 学位/博士(文学)
  • 研究分野/日本近代文学、日本文化論、日韓文化交流論
  • 研究テーマ/日本近代文化史・日本近代文学・日韓文化交流に関する研究
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