看護学科/宮田研究室

廃用症候群を予防し座って暮らすための技術と補助具の開発

 廃用症候群で座ることのできない方に関する研究やその方が自分で座れるための技術と補助具の開発を行っています。
 近年では医療が発達し、様々な病気から救命されることが可能となってきました。その一方で、救命後の後遺症により、自分で身体を動かすことができなかったり、良い覚醒ができない場合があります。このような状態が長期に続くと、関節や筋肉が硬くなり、他者が手助けしても身体を起こすことができない状態になります。また内臓の機能や認知機能にも影響が生じます。このような状態を廃用症候群といいます。私たちは食事をしたり、排泄したり、テレビを見たりといった日常的な生活を送る際、座った姿勢をとります。座った姿勢ができないことは、生活が自分の力で行うことができないことです。看護は、どのような状態の患者様でもその人が自立して生活できることを目指していることから、このような状態を予防、改善する役割があります。
 この研究により、関節や筋肉が硬くなったり、覚醒が不十分な患者様が自分で座れるようになることが、その方が「暮らす」ことの第1歩に貢献できると考えています。

宮田 久美子 教授

  • 学位/博士(看護学)
  • 研究分野/在宅看護学
  • 研究テーマ/廃用症候群の高齢者における座位に必要な筋肉の実態ー健康な高齢者との差異の検討 など
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