看護学科/福良研究室

「生きる力」へ、愛あるまなざしを。

どんなに弱っている人の中にも“生きる力”はあるものです。その生きる力に寄り添える能力は、看護師にとってとても大切な資質の一つ。私の研究室では「脳梗塞や脳出血などの脳疾患による機能障害が、人にもたらす生活上の困難」の探求が大きなテーマ。実践的な患者さんとのコミュニケーションを進めていきます。
教員から学生への一方通行な講義は必要最低限にして、実践的なコミュ二ケーションの中から学生たちの気づきをうながし、看護師としての意識を育んでいく場にしたいと考えています。現場に出て、机上の学習だけではなかなか実感できないリアルな生活することの“大変さ”を間近に見る臨床演習を基本に、より多くの対象から傾向をつかむ聞き取り調査、さらには生体や疾病のメカニズムからの考察など、多彩な視点から「生活の再構築」につながる看護のあり方を考えていきます。
機能障害を抱える患者さんを支える医療の現場で、看護師が果たすべき役割は何か。単に“できないこと”を手伝うだけなら親族などの介助でもカバーは可能です。大事なのは、表面上のニーズではなく、その奥にある本質を見きわめていく力です。「目に見える部分だけでなく、その背後にある思いや、潜在的な欲求。そして根本的な人と生活へのまなざし」。そんな本質的な包容力を身につけていく第一歩として、この研究室から看護師への道を踏み出してください。

福良 薫 教授

  • 学位/博士(看護学)
  • 研究分野/基礎看護学
  • 研究テーマ/意識障害、廃用症候群患者の生活行動獲得に関する研究、脳卒中患者の生活の再構築に関する研究
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