薬学科/丁野研究室

病巣部位のみに薬効を発揮する未来の薬

薬物を体内に投与すると、その大部分は正常部位に到達し、病巣部位に到達する割合はこくわずかです。そのため、薬効が不十分であったり、副作用が発現することがあります。これに対し、DDSの技術を施して薬物を投与すると、薬物が病巣部位のみに到達するため、薬効が増強·持続化し、かつ副作用発現を回避できるようになります。一般に病巣部位を探索する機能を備えたナノ粒子に薬物を搭載することで、病巣部位に薬物を選択的に送り届けるDDSを作ることが可能となります。私たちの研究室では、ナノ粒子の概念を超越したより理想的なDDSを追求し、①病巣部位の薬物濃度モニタリング機能、②薬効を測定するセンサー機能、③薬物を病巣部位に供給する速度をコントロールする機能など、ナノマシンの概念を基盤とする複合的な高機能を備えた最先端のDDSの創製を指向しており、近未来の実用化を目指して研究を展開しています。
近い将来、病巣部位の一つ一つの細胞で最適な薬効をもたらす「夢のDDS」を実現させます!

丁野 純男 教授

  • 学位/博士(薬学)
  • 研究分野/DDS、製剤学、薬剤学
  • 研究テーマ/近未来の実用化を目指した複合機能性DDSの創製
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