機械工学科/松田研究室

時間じゃなく電気の流れが、 問題を解決する。

 プラズマアクチュエータ(PA)の風車適用研究を民間会社で進めてきました。PAは2枚のシート状の電極で電気を通さない材質(絶縁体)を挟みこんだ、厚さ数mmにも満たない薄い構造を持ったデバイスです。このPAに家庭電源の数10倍にもなる高電圧をかけることによって、風車翼周りの流れを変えることができます。自然界では風向きや強さが頻繁に変わるので、風車翼では流れの剥離(翼から剥がれる)がたびたび起こっています。PAで流れの剥離を少なくできれば、風車の耐久性を高めたり、乱れた風でもより多くの発電ができるようになります。また車両に取り付けることで空気抵抗を軽減して燃費を向上させたり、横風にも強い安全な車両を実現できると考えられます。電極の発熱と流れの制御効果を利用して自動車のタイヤハウスにたまる雪を減らすことができるかもしれません。PAの実用化による快適な社会を目指しています。

松田 寿 教授

  • 学位/博士(工学)
  • 研究分野/流体工学
  • 研究テーマ/プラズマアクチュエータを用いたアクティブ流れ制御
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